仁
(アリス、君の声、見失うわけ
ない)
ありす*
(みつけた、とどいた、
とどいた。私の声。)
ギュッ、バタン、シュウゥゥ…
仁
「…いーっ、だーっ、もーっ、
何すんの、きみはーっ!!」
ありす*
「仁!仁よね!?」
仁
「相変わらず人の話聞いて
ないね、アリス!!」
ありす*
「あれ?仁、縮んだ?」
仁
「156まで伸びました
けど…!?」
ありす*
「私、165」
仁
「…!!うるさいなー、
僕の成長期はこれから
本番で牛乳だって更に
飲みまくって」
ありす*
「♪♪♪♪♪♪♪♪」
(あのとき、きかせられなかった
最後の旋律ー…)
「…仁…あいたかっ…」