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参加型小説 #24 クウフク |
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しゅう |
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「え、それって…どういう…」
突然の綾鷹さんの提案に混乱する。
妖孤を狩る組織に妖孤を入れるってことになるぞ…
だがギルドが妖孤の生態について詳しく知っているのは事実。
返信に迷っていると、相変わらずの元気な声が聞こえてきた。
「準備終わりました〜!!」
もちクラゲさんは大きなリュックを背負いながら、
また空から現れる…というかなんで空から降ってくんの!?
「ありがと、もち。
とりあえずさ、ウル君はまだ答え決めてないでしょ?」
俺は黙って頷く。
そう早く決めれるはずがない…
「じゃあ一晩悩んで決めてね。
もし一緒に来てくれるなら、朝の10時にここ集合!!」
「それじゃあご主人様、行きましょうか!!」
足早に二人は去っていった。
つか泊まる場所あるの…?
王宮に帰るわけでもなさそうだし…
……
もちクラゲさんは何も考えてなさそうだから怖い…
そんなことを考えていると、自分のグーっと腹が鳴った。
そういえば一週間ほど何も口にしていない。
空腹になると暴れるらしいし…
とりあえずスーパーでなにか買お…