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参加型小説 #28 キュウケイ |
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しゅう |
3/30 16:29 |
「んで、いつからギルドへ行くの?」
並んで歩きながらなぎは聞いてきた。
「明日の午前中には向かおうかと」
「ふーん、ところでさ…」
なぎは不思議そうな顔をこちらに向けてくる。
なんだ…?
「どこ向かってんの?」
「え、一応俺の家へ…」
なぎは辺りを見渡す。
あるものはゴミ、カラスの死骸、段ボール。
そっか…初見だとやっぱスラムにしか見えないか…
「まあまあ、これは影街へ続く道なだけだから…」
「こんなところにか弱い女の子を連れていくつもりか!!」
「入り口はここなんだからしゃーないだろ!!
つーかお前に女の子って単語は似合わねえよ!!」
そんな他愛ない話をしていると影街につき、
他の妖孤に気づかれないように部屋へ戻った。
「あ”〜!!もう三味線率なんだよ!!琴欲しいいい!!安定くぅぅぅぅぅぅぅん!!!
あ、おかえり」
部屋の戸を開けるとあが何故か嘆いていた。
なんだ…爆死したのか…?というかなんで帰ってないんだ…?