CHIBI QUEST 3

小説『あの日見た群青は。』其の五

6/5 2:45

「こんなとこで何してんの?」
その声にぞっとして振り返れば、4人程の女子の集団。
声を発したのは、同級生の山本赤音。髪をツインテールにし、やや吊り上がった目が強気な印象を与える。小柄ではあるが、まあ、クラスのいじめっ子といったところである。

無論、その標的は瑞穂たちであって。
「えっと、、四葉のクローバーを集めてたんだよ!ほら、綺麗でしょう?」
夏凛が赤音の前に手を広げ、クローバーを見せる。
ぷっ、と赤音が吹き出す。
「馬鹿じゃないの?こんな年にもなってこんな阿保な事して。」
夏凛の手からクローバーがひったくられ、足で踏み潰される。原型をとどめていないクローバーの残骸に、夏凛の目は大きく見開かれる。

「あとここ、立ち入り禁止って言われたよね?」
「え・・・。」
そんなこと知らない。つい最近まで何も言われてなかったじゃないか。
「先生が決めて、クラス中に伝達したんだよ?あたしたちを疑うなら、皆に聞いてみればいい。知ってるから。」
集団の中の一人が言う。
嘘だ・・・本当にそんな事聞いてない・・それに
・・夏凛との大切な秘密基地が無くなってしまう。




文字数制限辛いです(´・ω・`)

6/5 2:47

段々シリアスになります。ちょっと暗いです。

6/5 2:47

すごいです❗
みなみ

6/5 8:29

あー、うん、良いとしかいえないなぁ…マジで
入江

6/5 20:46

あぁぁ
まりか

8/26 2:3

楽しみ〜
俐杏

9/26 21:46

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