朝食を終えて、今はレミリアが言っていたパチュリー・ノーレッジがいるという図書館に向かっている。
「やっぱり、一人一人能力は違ってくるのか？」
「似たような能力も一見すると同じに見える能力もあるけれど根本的には違ってくるわ。例外はいるけれど。」
「へぇ？じゃあ......」
「？どうかした？」
「いやあそこの柱の陰に誰かいるんだけど...」
「...⁉」
「ばれたかっ逃げろっ」
「わーいつっかまーえたー」
...とその逃げようとした人物はあっけなくフランに捕まっていた。
「はなせーーー！」
「...魔理沙じゃないあなたまた本を盗みに来たの？」
「ちがっ」
「じゃあなんでこんなとこにいて見つかったら逃げてくのかしら？」
「それは...」
魔理沙という人物が語るには、まず逃げたのは知らない人(つまり僕)に見つかったから。そしてここにいる理由は...
