CHIBI QUEST 3

小説『あの日見た群青は。』其の八

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「ところで、なぜお二人はここにおいでになりましたの?もしかして手伝ってくだs・・ああ、お怪我ですね。」
涼華が表情を一瞬曇らせる。
「うん・・、手当お願いね。」
室内は群青色の空から降りそそぐ陽光で眩しいほど明るいはずなのだが、どこか重苦しさを感じてしまう。心の中で群青に恨み言を言いながら、瑞穂は問う。

「ねぇ涼華。裏庭が立ち入り禁止になったのって知ってる?」
それに対し涼華は小首をかしげて問い返す。
「立ち入り禁止?何のことですの?」
やっぱりだ。瑞穂は先程の赤音たちの話を伝える。
「まぁ、そんなこと誰からも聞いていませんわ!」
夏凛の傷の手当てをしながら、涼華は驚きの表情を見せる。やはり赤音達が涼華が瑞穂らと仲のいいことを考慮し、口止めしていたのであろう。
全く、あいつらはどこまで私達をおとしめれば気が済むんだ?
煌めく空を見上げ、瑞穂の思考は過去へと向かう。




やっと投稿できました(*´▽`*)

6/9 5:31

Goot
yuuki

6/11 0:50

God?(難聴)

6/11 17:16

すばらしー!
まりか

8/26 2:6

すごい
俐杏

9/26 21:49

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