Ura「…!!」
獄炎砲を放った者…それはエックスだった…。
魔砲神が一瞬…一瞬だけ覚醒したようだ。
獄炎砲を放ったエックスは力つきていた。
Ura「(なんだ…?回復されてないはずなのに…
骨折の痛みがない…!!)」
先程の猛攻の中、聞こえてきた回復の魔法は
Uraruを回復していたようだ。
ガーディアンの装甲は先の衝撃で割れて、
中身の配線がむきだしになっていた。
Ura「…修行で創られた存在とはいえ、仲間を傷つけたお前は
断じて許さない…。絶対に破壊してやる。」
怒りを爆発させたUraruの顔は、裏世界で魔王の側近として
戦っていた時のような、悪魔の形相へと変わっていた。
悪魔というべきか、鬼というべきか。
だがガーディアンは造られた機械だ。
そんな形相を見ても何も怖くないし何も思わない。
ただガーディアンの中で巡るものはUraru達を全力で
倒しに行くこと。ただ、それだけなのである。
続く