CHIBI QUEST 3

小説『あの日見た群青は。』其の九

6/11 17:48

―事の始まりは、ちっぽけな事だったんだ。

ある日の昼休み。いつも通りの子どもたちの喧騒に紛れ、いつも通り瑞穂は夏凛と校庭にいた。
「瑞穂、瑞穂ッ!うんていで遊ぼ〜!」
「え・・・あ、うん・・。」
今更うんていかよ、などと思いながらも少し心を弾ませ、夏凛の後についていった。

うんていの傍では、赤音達がおしゃべりに花を咲かせていた。
彼女達が人の弱点を見つけてはそれにつけ込み、いじめを繰り返しているのは知っている。だからあえて関わらないようにしてきた。

それから夏凛とうんていで遊んだ。足で攻撃したり、じゃんけんしたり・・。
楽しかった。久々に無邪気に、素直になれた気がした。
今までこんなに自分を晒せる事なんて皆無も同然だったから、やっぱり夏凛の存在は大きいのだと思う。
まあ、本人がどう思ってるかは別として。あの人何も考えてnゴメンナサイナグラナイデ

それなのに・・。
To be continued...




さっき知ったんですが、うんていって漢字で雲梯と書くそうですね(教養の低さw)

6/11 17:50

ほほー
まりか

8/26 2:7

あはは
俐杏

9/26 21:50

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