CHIBI QUEST 3
小説『あの日見た群青は。』其の十二
蕾
6/22 3:55
ガラガラガラ・・。
保健室を出て、鉛をぶら下げたように重い体を引きずるように教室に戻ろうとしたが、それは叶わなかった。目の前に赤音が立っていたからである。
思わず足がすくむ。
「あんたたちさ、人を傷つけておいてただで済むと思ってるわけ?どうせわざとやったんでしょ、ホント最低。」
「いや、わざとじゃないって、ごめん・・・。」
「そんな生ぬるい謝罪でいいわけないでしょ、あんたたちいつもあたしらを避けてたから、恨みでもあるんでしょ。てか、そうとしか思えないし。」
「・・・。」
大きな誤解だ。しかしながら、言い返したとしてこの様じゃ信じてもらえるはずもない。悪魔の証明である。
「あたしの友達に怪我を負わせるなんて、許さないから。」
そう言い残し、赤音は踵を返していった。
虐めの標的になる事は、もう避けようにもなかった。
To be continued...
意外と短い・・?
蕾
6/22 3:56
すみませんでした、全然更新してなかったです、やっと更新したと思ったら全然進んでないです・・。何話か投稿しようと思ったけど日記が流れないと・・。
蕾
6/22 3:58
怖い
まりか
8/26 2:10
頑張ってください
俐杏
9/26 21:55
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