CHIBI QUEST 3
小説「あの日見た群青は。」其の十九
蕾
8/29 2:38
ガシャガシャン!
折角の自信作を自らの足で蹴り飛ばす。少女の足元には積み木が散乱していて、数分前までそこに塔があったとはとても思えない。
...いつもそうだった。何かされて、言い返したり、文句を言いたかったりしても、言えなかった。言う勇気がなくて、怖かった。何も言うことが出来ないから、悲しくて、悔しくて。
だからこうしていつも一人で遊んでいた。誰かに何かを伝える事が出来ないから、一人で自分の感情に浸っていた。
...のだけれど。
「ええー。折角立派なお城だったのに。何で壊しちゃうの?」
背後から声がした。振り返ってみれば、今まで気付かなかったが前髪を結んだショートヘアの女の子がそこに立っていた。
To be continued....
あー、なるほどなにかがつながったような気がする
↓×アーク×↓
8/29 2:42
おや、察しが良いようで?
蕾
8/29 2:44
んあ、なんかわかったよーな…
まりか
8/29 6:24
▼ここから新規登録を行いキャラクターを作成してみましょう!▼
TOPページ