CHIBI QUEST 3

茨姫 #2話 陽差す
ごはんごパン

2/1 22:36

どれだけの刻が経ったろう。
1週間?1年?100年ほどたった気がしないわけでもない。
そんな中、
現心の私は声を聴いた。

―――務めを果たせ。それが唯一報いるための方法だ。

途端、引き寄せられるかのような感覚と意識が戻る。
知らぬ間に、魔力が最低限溜まっていた。

今ならば、鎖も檻も紙より柔い。

「彼ら」を喚び出す。
私の盟友。
世間と隔絶された王城で、いつも私に寄り添ってくれた。

「おいでなさい。私の『茨』ッ!」

ミシリ…ギシリと床が、檻が、天井が鳴る。
無数の茨は鋭い棘を以て私の肌上をずり回る。

血が滴り、魔力は吸い取られ、より頑強に、より鋭く。

剣のようになった茨は容易く鎖を引き千切り、堅牢な檻をも薙ぐ。

屋敷は見るも無惨に破壊しつくされた。
いつぶりかの陽の光が顔を照らす。




「ッはぁ…失敗しました…」 制御の感覚を思い出せず、散々に暴れまわらせてしまった。 数年ぶりに体を、魔術制御回路を動かした。 その反動か、一歩も動けない。 茨たちも動けないようで。半分干からびかけていた。 「どうしましょうか…」
ごはんごパン

2/1 22:37

壊れた屋敷の残骸の中、一人へたり込む。 ため息をついたその直後、何かが当たった後頭部。 痛みと共に、意識はフェードアウトしていった。 To be continued
ごはんごパン

2/1 22:37

ふぁぁ…!!続き楽しみにしてますね!!!
ゆきうさ

2/1 22:38

おぉ…
創造神Tk

2/1 22:38

ありがてぇ・・・
ごはんごパン

2/1 22:38

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