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小説(?)気留戦争#4(改訂版) |
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ザームレツ |
10/14 20:56 |
今回私達は、元公国陸軍飛行隊の隊員だったシュレーダーさんにお話を伺えることになりました。
「今の空軍が公国軍の花形であるように、陸軍飛行隊も当時は花形の兵科でした。
それは狭き門で、高い身体能力や、それがあってもそれなりの家系や階級がないと入れませんでした。
しかし定員割れにより、階級も家系もない私でも入隊できました。
訓練の後、私は3号飛行船のクルーを任せられました。
3号飛行船は小型高速で、任務は専ら偵察や哨戒、そして集団での爆撃でした。
飛行船は当時の飛行機よりも高高度を飛べました。
飛行船のゴンドラの中からは地上の兵士は本当に豆粒のように小さく見えます。そして、何よりも寒いんです。(ゲルベスクロイツ公国の気候は寒いので特に)
なので、飛行服の中に新聞紙とか詰めていた人もいましたね。
本当は任務中の飲酒は禁止なんですが、寒いので飲酒をして乗り込んでいく人もいましたよ。私もその一人ですが(笑)
そうして日々任務をこなしていたある日、あの作戦が発令されたんです。」