パットの字を長々と見ていると足音が聞こえた、静な館に鳴り響く足音はこっちに近ずく。
私は振り向き首をかしげる。
?「あ、えっと…良かった、無事みたいで、あ、っと…」
おどおどしている、弱めでたぶん私よりも身長は低め、黒の長めの髪が綺麗な男の子、初めて会う子。
?「俺、下田絋斗です宜しくね…」
「柚木るな、宜しく。」
笑顔で答えたのになぜか驚き顔がひきつった。
下田「あ、俺…もう行くよ!’参加者名簿’見てまだ自己紹介してないのが、るなさんってだけだし…」
そう言うと下田君は早速何処かに行こうとした瞬間
まるで待ち構えていたかのように二人のパットが鳴り響く。
私は『通知』と書かれたページを開き読む『ただちに大広間集合』と、書かれている。
「下田君大広間たぶんこっちだし、一緒に行こう?」