どうしたものか…
行く当てもなく
道すら見失った者を
見捨てるのか?
俺は見ぬふりをするか?
自虐する。
有り得ない、と
騎士たるもの、淑女を放っておけるものか
「レディ」
俺と一緒に行きま
「お供をしても、よろしいでしょうか?」
相も変わらず、小動物のような相好で。
うむ、遮られた。
しかし
望むのならば応えよう。
たとえ
道中が茨でおおわれていようと
絶望の口が開き、待ち構える行方であろうと。
太陽とまではいかない。
それでも
貴方の足元を照らす、灯となりましょう。
彼女の手を取る。
では
「行きましょうか、レディ」
樹木に覆われた小径
光差す出口へ
To be continued