ー力を手に入れたあの日ー
マモノの襲来により、人類は、対マモノ兵器、それを体に組み込んだ改造人間、薬の投与をして強化された人間、強化人間を開発。”マモノ討伐軍”と呼ばれた。マモノは討伐され始めた。しかし、マモノの方が強かった。
”彼”は力を手に入れる前は弱かった。
ある日、僕がいた村にマモノが襲ってきた。僕はマモノが初めて怖いと思った。
逃げてたら、後ろから何かが落ちてきた。それは死んだマモノだった。僕は怪我をした。でも死んでいない。僕の近くに落下してきたマモノがいた。
もう死ぬのか、弱いな僕。こいつは複数を相手に1人で戦っていた。こいつは1対1なら強いと思った。そして、
ーこいつの力が欲しいー
と思い始め、マモノを食べ始めた。まずいかった。でも力が手に入れられるなら食べようと思った。
すると吐き気がして、何かを吐いた。吐き気がおさまって、自分の体を見る。何も変わっていなかった。力を手に入れることができなかった。”そう思っていた。�W