CHIBI QUEST 3

小説 『あの日見た群青は。』 其の十六

8/17 3:26

その後いつも通りぐだぐだと授業は行われ、瑞穂の瞼を十分に重たくさせた。
後ろから感じる嫌味な視線が気になる所ではあったけれど。
...慣れとは恐ろしいもので、そんな視線を受けて最初は恐怖と焦燥に晒されていた心も、今では特に何か思う事もなくなってしまった。無論、実際に被害を受けたときは別の話だが。 

「瑞穂!ごめん、今日一緒に帰れないや...」
「えっ、何で?」
授業が終わり、そろそろHRが始まろうとしている頃。夏凛が話しかけてきた。
「ほらー、お昼休みのあれだよ、掃除当番。」
そうだ、瑞穂達は立ち入り禁止の裏庭にいた罰として掃除当番をやることになっていたのだ。すっかり忘れていた。
「あ、それじゃあ私も...」
「いや瑞穂は大丈夫だよ、私だけでいいみたい。」
「えっ···。」
何故?あそこには瑞穂もいた訳で、同罪なのに..(まあ赤音達の陰謀だが)
「まあいつ終わるか分かんないし、先帰ってて?じゃあまた明日ねー!」
「え、ちょ····。」
そう言って夏凛は席に戻ってしまった。全く、嵐のような人である。
...今日は久々に一人で帰るとしよう。





to be continued...

8/17 3:27

続きが気になってwktkします
すていぶ

8/17 3:41

更新キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
↓×アーク×↓

8/17 5:59

3333
ニッケルトイス

8/19 22:4

えぇ
まりか

8/26 2:14

いーえーあーいー
俐杏

9/26 22:0

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