CHIBI QUEST 3

混沌の世界からようこそ 10
ココアナ

8/14 21:1

「そ、そうか…俺らのこと、忘れてもうたんか…」

鬱は下を向きしばらく何かを考えていたようだったが、ゆっくりとこちらを向くとしょんぼりと眉を下げた。

「じゃあ…7徹して急に意識無くしたことも、もしかして忘れとる?」

その言葉にも俺はコクリと頷く…いや、ちょっと待て、7徹!?
俺は徹夜をした記憶は無いんだけど!?

そして俺の中でひとつの絶望の可能性を見つけてしまった。
…もしかして、もしかすると…俺は…

「あの、鬱…さん!」

「な、何や?」

「あの、鏡持ってきてもらってもいいですか?」

俺の言葉に、スーツの男ではなく金髪の男が椅子から立ち上がった。

「俺が持ってくるわ!」

ダッと医務室からダッシュで出ていく金髪の男、髄分と元気だ。…なんか犬みたいだな。





▼ここから新規登録を行いキャラクターを作成してみましょう!▼

TOPページ