階級が高い人にタメ口で話してもいいのかと思ったけれど、周りにいたコネシマやロボロ、鬱先生が普通にタメ口なので俺もあまり気にしないことにした。

そして暫く雑談をした後、ふとコネシマがグルッペンに問いかけた。

「なぁなぁ、総統の仕事はどうなん？トントンがダウンしてから1人であの量しばいたん？」

そ、総統！？！？

俺は叫びそうになるのを咄嗟に口を塞ぐことで何とか堪えた。

「どうしたん？気持ち悪いん？」

心配した鬱が顔を覗き込んで来るが、俺はそれどころではなかった。

は？総統？な、なんでそんな偉い人が…

ぐるぐると思考を巡らせて、俺ははたと気づいた。

…まさか、この体の持ち主は…かなり上級な幹部だったのか？

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