1謎の敵、現る！

大きなスクリーンの中で、その星はひときわ美しく輝いていた。

「ポップスター……か。なるほど、豊かな資源に恵まれているようだ……マザーコンピューターの判断は、常に正しいのである……」

スクリーンの前の椅子にふんぞり返った男が、つぶやいた
背後に控えていた、ピンクの髪の秘書が言った。

「こんな銀河の辺境……すなわち田舎に、これほど豊かな星があったなんて。マザーコンピューターの指示が無ければ、わかりませんでしたわ」

男はイスをくるりと回し、秘書に向き直った。

「ゆけ。あの星を根こそぎ、機械化してやるのだ。わがハルトマンワークスカンパニーの力を見せつけてやるのであーる！」

「かしこまりました！」

秘書は素早く頭を下げ、全社員に命令を伝えるために、部屋を出ていった

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