そして、ここから修行尽くしの一週間が始まった。
戦略を考えながら指令を組み立て、追憶の修行をし、
一つ一つの指令でまだ足りないところを見直したり、
連携技を密かに編み出している者もいた。
追憶の修行により、Uraru達はチームワークと個人の力共に
確実に強くなっていった。
…そして、一週間後。
ザ「さてと…今日で十回目の修行だ。
昨日話していた通り…最後の修行だ!いいな!?」
それに対し仲間は張りのある返事をした。
Ura「それで、最後の修行相手は?」
ザ「お前らが一番知っている相手だよ。
しかも今回は一人ずつ戦ってから全体で最後に戦う形式だ。」
エ「だ、誰なの?」
ザ「…その眼で確かめると良い。
今回ばかりは私からは言わないでおこう。」
綾鷹「…Uraru。俺は、この修行が終わったら…。」
Ura「…蛇神の修行に帰るんだな?
用事があって蛇神の修行から一旦離れたとはいえ、
必ずや帰らなければいけないだろ?」
綾鷹「へへっ。さすがリーダー。
…わかってくれてるじゃないの。ありがとな。」
続く