Ura「だったらッ…!!」
死雷が頭に直撃する瞬間…Uraruは指を鳴らし時を止めた。
Ura「…時間差反撃「タイムラグ」…!!」
Uraruがuraruの横を歩き、後ろへ行く。
一歩一歩歩く度、遥か上空に死雷が発動される。
Ura「フィナーレの演出だ。
…思う存分踊ってくれよな。」
そう言うと、再び指を打ち鳴らし、時空停止を解除する。
解除した瞬間、後ろで轟音が鳴り響く。
そこにはuraruが倒れていた。
Ura「…俺の勝ちだ。もう一人の俺。」
ura「は…はは…勝ちたか…たなぁ…。」
Ura「最後の一撃…。効いたろ?」
ura「あぁ…効いた…。」
Ura「あれが俺の…俺自身の最強技だ。最後の最後で油断したな。
後悔したんじゃないの?」
ura「…後悔か。後悔など…な…い…。」
Ura「…俺もだ。この戦いに後悔は無い。…ありがとう。」
Uraruがそう言うと、風景は追憶の間に戻る。
そこにはザントがいた。
ザ「帰還したか…。おかえり。」
続く