…
どこからか声が聞こえる。
『これは極めて理不尽なゲーム…あなたに勝機はほぼ無い。
ですが、抗えばどうなるでしょう。
自分の運命に「反逆の意志」をもう一度持ってください。』
Ha「反逆の…意志…。」
クロ「なんだ、来ないか。」
『おっと。時間がもうあまりありませんね。
アドバイスはここまでとさせていただきましょう。
最後に一言です。仲間のために…生きて。』
俺の目はここで醒めた。
勝ち筋が無いからと全てを諦めかけていた。
そうだ…仲間のために…
Ha「俺が今できること…それは…反逆だ…!!」
クロ「言ってくれるね。
お前にはもう出来ることはありゃしないさ。」
Ha「クロオニ…お前は俺に「これ」を求めていたんだろう?」
ハルの姿がみるみる変わっていく。
Ha「出でよ、【反逆鬼神剣】…!!
さぁ、殺り合おうぜ…最期まで付き合うよ。」
クロ「(…あぁ…。この感覚…昔を思い出して血が騒ぐ…!!)
さぁ来い鬼神族…この俺を討ち倒してみろ!!」
続く