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き 皆ノ終わりの日 二十話 |
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kazuki |
3/31 0:32 |
のりこ「全いいけどね! まぁ結果から言うと、つまんなかったよ 学校に行けば虐められ、物を隠され 陰湿なことをされ…つらかった なんども登校拒否しようとしたし何度も死のうと思った…」
かずき「よく生きてこられたね…」
おそらくのりこさんは僕のよりも凄惨な状況だったのだろう それなのにも関わらずどうしてのりこさんが今もなお生きていけているのか どうして笑顔でいられるのかそれが気になった僕は尋ねた
かずき「のりこさんはどうしてそんな笑顔で今を生きていれるんだ?」
のりこ「それはね…ある人の存在だよ」
かずき「ある人の…存在?」
のりこ「うん、そうだよ 私と似たような境遇で、今にも押しつぶされてしまうんじゃないかなぁってそんな人がいたんだよ 見てたら放っておけなくてね。気が付いたら話しかけてた それで会話するたびにだんだんその人が好きになって、んでそれと同時にその人の前だと自分が強くなれたような気がしたんだよ だからその人の前では弱音を吐かないし その人と話してる時だけはできる限り楽しもうって 笑おうって、そう思たんだよ」
....つづく