黒鋼「……その声は!?」
黒鋼が名前を言おうとしたが、それは人型の機械にかき消された。
???「名前などどうでもいい。しかし、まさかお前が生きていたとはなぁ……」
黒鋼「まさか、この襲撃はお前が!?」
???「ああそうよ。全ては俺の仕業さ」
かつて仲間だった者の裏切りに黒鋼はみるみるうちに怒りに飲まれ、冷静さを欠いていく。
黒鋼「……貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!」
地面を蹴ると人型の機械に猛攻を加えた。しかし雑になった攻撃をかわし、人型の機械は一蹴りした。
黒鋼「ぐっ……!」
きりもみしながら吹っ飛んだ。立とうとするが立てない。痛みでそれどころではなかった。