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私とお姉さま#2 |
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♪ちえり♪ |
4/28 12:52 |
「ただいまフラン」
お姉さまが帰ってきてそういった。
「おかえりなさい!」
と私は元気に言った。
すると、お姉さまの目がおどおどしはじめた。
お姉さまはなにか言いにくいことがあると
目をおどおどさせる。
私は思いきって、お姉さまの後ろを覗いた。
すると
後ろにはボロボロになった
紫色の髪に紫色の服を着た可愛い女の子がいた。
私は
「お姉さま?この人だれ?」
と聞くと
「え、えーっとね
この人はパチュリー・ノーレッジっていうの
倒れてたから
ここで一緒に暮らさないかって
おもったのだけど....」
とお姉さまが言葉を濁らせながらいった。
暫く、無言の時間が続いた。
私は意を決して
「そんなの!大歓迎だよ!
パチュリー・ノーレッジさん
じゃあ、長いからパチェって呼ぶね
えーっと...
パチェ!紅魔館へようこそ!」
と元気に言った。
お姉さまがおどおどから顔から笑顔にかわった。
そして無言だったパチェが
「えぇ、よろしく」といった。
その時は凄く楽しかった。
ーーこの選択が間違ってたなんて
思いたくなかったよ...。