｢お姉さま！お茶会の時間だよ！｣
先週、パチェと二人でお茶会をしたため、
今週は一緒にお茶会をしたい。
と強く願いながらお姉さまにいった。
すると、お姉さまは
｢あら、今日だったかしら？｣
と首をかしげた。
｢そうだよ！｣
と私がいうものの、お姉さまはきょとんとしたまま。
やっと口を開いたかと思えば
｢そうだわ。フラン。
今週から、パチェと二人だけで
お茶会をすることにしたの。
それに、お茶会をするのは明日という約束もしたわ｣
といい、クスッと笑う。
私はなぜ笑ったのか理解できなかった。

なぜ、3人ではなくパチェと2人だけでなのか
なぜ、今まで一緒だった私が　お茶会に参加しないのに陽気なのか。
そんな疑問や寂しさと同時に
後悔やパチェに対する怒りと憎しみを感じた。

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