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[ge2 ss] お部屋の掃除は苦手です(02) |
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入江 |
12/3 12:32 |
「うーん、じゃぁ私をひき止めた罰として手伝ってもらいましょか?w」
アリサは悪戯っぽく笑い、私に問いかける。大人っぽい見た目をして、たまに見せる子供のような無邪気な顔は、私の心を惹かせる。
「これも何かの縁かな...。 いいよ、どうせ飲みに行くくらいしか予定は無いんだ、手伝うよ」
「やった〜♪じゃ、早く帰りましょう! さぁさぁ!」
アリサは私の手を強引に引き、急かす。私の温もりを感じとれない左手が、アリサの体温を感じた気がした。
談笑も交えながら、極東支部へと帰投した。
__in 極東支部__
「お疲れ様です♪」
「お帰りなさい♪」
ロビーにはオペレーターのフランとヒバリがいた。二人はお茶を飲みながら私生活について話しているようだった。
「ただいま」
「ただいま帰りました!」
元気に返事を返して、エレベーターに乗る。