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とある本丸の非現実的な日常~18 |
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ココアナ |
3/12 0:7 |
[シュメイトアラバ]
「なんだ!長谷部、お前は陸奥守のことを心配してないのかよ!」
俺が怒鳴ることなんて滅多に無いせいか、長谷部は俺の方を見たまま固まってしまった。
「………仕方がないな、負けた。
貴様がそんなに熱くなるなんて…まつたく、陸奥もみんなから愛されているんだな」
そういって微笑んだ長谷部に、俺は最後の活を入れてやる。
「主が戻ってきたら、この事主に報告してやるからよぉ…」
すると、長谷部の目がキラーンと光った。
「主命とあらば」
長谷部はそういうと、ものすごいスピードで走っていった。
「単純な奴だなぁ…;;」
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シュメイトアラバ
次回に続く