魔王の城　(○△団地三階306号室)

魔王　「...」

手下A　「...」

手下B　「...」

ｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘﾘｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘﾘ

沈黙を破る目覚まし時計の音

魔王　「んが?」

手下A　「ふぁぁぁ」

手下B　「ん...んん」

ｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘﾘｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘﾘ

止まらない目覚まし時計の凄まじい音

魔王　「........う、うるせぇ!」

ズバゴゥン!

風を切り裂くようなパンチの音

ｼﾞﾘﾘ、ﾘﾘ........

手下B　「急に静かに......え?」

魔王　「ふぁぁぁ....寝みぃな...ぐーーぐーーぐーー」

手下B　「あ、あああ!」

手下A　「ん?どしたうるせぇぞ?」

手下B　「目覚まし時計が...」

手下A　「.....高かったのに...」

どうやら魔王のパンチで目覚まし時計が壊れたようだ

続く

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