ー白陣営ー
「じゃあ、ワイから。ワイの名前はああああ!あー、よろしい!好きな物は戦闘。で、二刀流だ。」
一番最初に自己紹介したのはリーダーの顔がどうのこうのの黒髪男子だ。好きな物がおかしい気がするが。
「次貰うね。僕の名前はたいが7。侍だよ。別に覚えてほしくなんてないんだからね!!」
そう言ったのは黄緑色の髪のツンデレ男子だった。
「次貰う。俺の名前は蓮華。職業は勇者で…。」
「ぼ、僕の名前はふりすく!魔法剣士。たいがの事見てないから!誤解!です…はい。」
蓮華の自己紹介を遮ったのはたいががさっき指を指した男子だ。
「最後貰いますね。私の名前はにとり。だだの剣士です。あー…ごめんなさいね。」
それもそのはず、一名忘れてるからだ。
「酷いよ!にとりちゃんっ!私の名前はぴぃや!踊り子ですっ!一応、護身用に短刀も…。」
ぴぃやが自己紹介をしてる時だった。バキッ…バキッ…ドオオオンッ!辺り一面に聞こえるデカイ音が響いた。土が捲れあがる音。岩が飛ぶ音…そして何かが割れる音。背筋に寒気がはしった。
「……なんだよあれ…。」

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