CHIBI QUEST 3

白の剣と黒き剣 8話

9/21 23:9

ー黒陣営ー
それは空中に浮いていた。少し距離はあるが、肉眼で分かるくらいの大きさで、黒色だ。
「うわぁーなにあれ…敵の魔法かな?だとしたらスゴいなぁ」
はるるが目を細めながら呟く。全くその通りだ。もしあれが敵の魔法だとしたら、いつ攻撃が来るか分からない。緊張感がはしったその時、暖かく心地よい風が俺の肌をなでた。ピンク色の何かをのせながら。
「…桜の…花びら?」
ココアナが呆然とした様子で言う。確かにそれは花びらに見える。暖かい風は花びらをふわりと前方…黒い物体の方に運んでいった。
「えっとですね…あの黒いのは敵ではないです。時空の歪みだかなんだかです。あ、見ます?」
声を出したのはのあだ。のあは手を握ってからパッと開いた。すると桜の花びらがどこからとなく現れ、長方形を型どり黒い物体を映しはじめた。
「お、サンキュー!俺さ、目があ悪くてさ…」
nonemuがのあに近寄り、画面越し的な感じで見はじめた。nonemuの右目は何も……何も見れないのだ。見たくても。




おもしろいー
ゆうしん

9/21 23:46

目が見えないってどんな感じなんだろ
ああああ

9/22 16:56

うわぁーなにあれ...
はるる

9/22 21:13

目が悪い、右目が特に悪い、は合ってる…
nonemu

9/23 8:49

隻眼
タナトス

9/23 20:28

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