小説、理想絵図
まえがき
この物語には6つのエンディング、5つの分岐地点があります。
全てのエンディングを選ぶまで読んでもらえるとありがたいです。
自分なりに鬱、悲しい結果を頑張って考えました。
怖いのが嫌いな方はあまり読むのをお勧めしません。
と、言っても妹は全然怖くないそうです。
本当は案外怖くなかったりして。
僕の語彙力が無いだけかな?
登場人物紹介
・麗音(れおん) 主人公。一人称は僕だが女の子。
・華代(かよ) 先生。担当教科は国語
・零(れい) 麗音の良き友達
・? 分岐によっては登場しないので、まだ内緒
プロローグ
「先生、死んでください。」
僕は右手に持った果物ナイフを大きく振り上げる。
目を閉じるとこれまでのことが走馬灯の様に思い浮かぶ。
ああ、先生が悪いんだよ、こんなことになったのは先生のせいなんだよ。
全ては三年前にさかのぼる。