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Railway of hope 第三話 |
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アル |
5/18 19:23 |
午後16時56分 ベルギー大使館
今日のシフトだとそろそろ勤務終了の時間だ。荷物をまとめ大使館を出ようとすると
な「ん…?なにこれ…?」
テレビに映ったニュースが少女の足を止める。
キャスター『ただいま神奈川県の郊外にハザードトレインが現れ、街を破壊している模様です…!避難勧告が出ており…』
テレビには火が燃え移り黒煙が辺りを包み込んでいる光景が映し出されていた。
な「ハザード…トレイン?
どうゆうこと…?」
なながテレビに食い付くように凝視していると…
な「!?」
突如、地面の下から轟音が辺りを揺らした。
な「な、なによ…!?一体何が起こっているの…」
東京都地下
?「こちら上野司令塔、JR0-7は直に現場へ急行せよ。繰り返す…」
?「了解、レールポイント切り替え、B地点へ」
現場への道筋を確認、簡易地下プラットホームに発車メロディが鳴り響く。
発車の準備が完了したことを運転席のブザーが知らせる。
?「よし…それじゃ…JR0-7 出撃します!」