|
|
Railway of hope 第八話 |
|
アル |
5/19 21:28 |
AM1時 横浜軍事車両センター
な「んー…」
目を覚ますと暗い工場のような場所で腕と足を拘束させられていた。
な「なにここ…? ん…?枕木?」
どうやら線路の枕木部分に座らせられていた。石が当たりかなり痛い。
?「やっと起きたか」
突如、闇の中から少女の声が聴こえた。かなり幼い声だ。
な「えーと…どちら様でしょう…」
?「それはこっちの台詞なんだがね…まぁいい。さて本題だが…どこの回し者だ?」
な「ま、回し者!?」
なんてことを言い出してくれる
とんだ誤解をさせてしまったようだ。
な「回し者だなんて…私はただ見学に…」
?「見学ぅ…?はぁ…最近の若いもんはもっとマシな言い訳が出来ないのか?嘆かわしい。」
そういわれても…
?「私は気が短いんだ、3秒やる。洗いざらい告白しろ。さもなくばこの場で射殺する」
な「はぁ!?」
?「3…2…1…」
無慈悲にカウントが進んだ。
?「終わりだ」
暗闇に銀色の光が反射した。