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読者参加型小説、理想絵図 第18話 |
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麗音 |
9/15 21:40 |
第十八話
決戦の日
「どうしたの?急に家に押しかけて。」
「理想絵図を持ってきました。今、先生に見てほしいのですが…」
「そういうことね。中にあがってもいいよ。」
「ありがとうございます…」
「さて、麗音さんの〈理想絵図〉は…っと…」
〈⁉〉
「れ…ぉん、さん?」
「そうですよ。それが僕の理想絵図…今から叶えたいのです。先生、協力してくれますよね?」
「っ、やめ…」
どんどん先生に近づく僕。先生は後ずさりする。
角に追い詰め…た‼!
「先生、死んでください。」
僕は右手に持った果物ナイフを大きく振り上げる。
目を閉じる。刺す。次に目を開けたとき、目の前は真っ赤に染まっていた。