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Railway of hope 第十話 |
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アル |
5/20 21:11 |
車両基地の端に簡易的なテントが張ってあり、中には長机とイスが無造作に置かれていた。
?「まぁ座れよ。」
少女は席をすすめた。
な「はぁ…わかりました」
自分も席に座り少女と対面する。よくよく見れば本当に幼い容姿だ。小学校に通ってると言われても信じるだろう。
?「ふん…小学生ぐらいのガキがなんでここにいるんだと言う目だな。悪いが君より年上なんだがね。」
な「あはは…別にそんなことは…」
なぜわかる
?「まぁいい…とりあえず自己紹介を済ませるか」
有「日本鉄道防衛技術本部 主任の有賀だ。ま、大抵はハザードトレインの研究及び対策をしている。」
な「………?」
防衛なんちゃらと聞こえたが…軍隊?
有「わかって無さそうだな…一応は防衛省、国土交通省からは独立しているが…
まぁ…今はそんなことどうでもいい。本題に移ろうか」
「君がここに来た理由を聞かせてもらおうか」