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Railway of hope 第二十話1-3 |
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アル |
5/23 21:20 |
『前方に重型指令車両接近中』
緊急ナビが警告を発する。目の前を見てみると…
な「なにあれ!?大きすぎでしょ!」
猫「…………っ!?」
あ「嘘…」
正に空母を模した飛行型車両が…もはや車両の形とはかけ離れているハザードトレインが桜木町の空を支配していた。
あ『なにか来る…?』
猫「まさか…」
重型車両は辺り一面に光のリングを発した…瞬間
目の前の運転台の計針が狂いタッチパネル画面が砂嵐を起こしていた。
猫「ああぁ…」
猫田が頭を抑えて唸る。何かが猫田の脳内を支配しているかのように
あ『ジカンジャック…やっかいね…うぅ…』
あずさが無線越しに苦しむ声がきこえる。
な「猫田!大丈夫!?」
猫「セキュリティをMAXにして遮断したからなんとか平気…」
そう言いつつもぐったりとしている。
なんとか手を貸せないだろうか、そう考えているうちに次のジャックを始めようとする重型車が準備に移る。
なにか…なにか手は…