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Railway of hope 第二十話1-4 |
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アル |
5/23 22:46 |
次のジャックが来る前になんとか対抗策を練らねば…
そういえば運転席以外に武装を使えないのだろうか
な「ね、ねぇ猫田、もしかして他に運転席みたいなのない?」
猫「………。確か4号車に簡易運転台があったはずにゃ」
な「それ今使える?」
猫「使えるけど…なにをするつもりにゃ?」
猫田は苦しみに顔を歪めながらも意識を保つ。これで戦えるわけないだろう。なら私が…
な「私が敵を惹き付けてる間に猫田はリンクモードの再構築を、5分もあればいける?」
猫「無茶にゃ!素人に出来るわけ…」
な「やってみなきゃわからないよ。大丈夫、きっとうまくいくよ」
猫田は一瞬迷ったが覚悟を決めた。
猫「ななを信じる。すぐ再構築するからそれまでお願い」
な「うん…任せなさい!」
直ぐ様4号車へ移動し、運転台を起動する。よかった、まだここは生きていた。
な「大丈夫…大丈夫…絶対負けないから!」
言い聞かせるように自分を叱咤する。絶対にここは引けないから。最後の止めは猫田の為に、今ここで食い止める!