|
|
Railway of hope 第二十一話 |
|
アル |
5/23 23:9 |
AM12時35分 横浜軍事基地車両センター
指令室には有賀ともう一人の青髪の少女が立っていた。
有「発動機の調整は完了している。とはいえ海軍ではなくJR製のだから期待はするなよ」
?「えぇ、ありがとうございます」
既に被害が大きい現場にはヘリ等が制圧しているが状況は一向によくならない
有「あれか、ディパーチャーとか指令飛ばした方がいいか?」
?「いえ、お気遣いなく。行けますから」
少女は毅然とした表情で有賀を見つめる。
覚悟は出来ている。
有「君がたまたまここに来てくれて助かったよ。あぁ…ということは彼もいるのか。また貸しを作ったな…」
有賀はため息をついた。海軍の上官とはあまり会ったことがない。そしてこの貸しはあまりにも大きい。
有「機娘に協力要請したこと上にバレたらめんど…
まぁ背に腹はかえられん。よし、それじゃ頼んだぞ橘花。アイツラを手助けを頼む」
橘花「了解しました。それでは」