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バル〜月の出ない国 #5 |
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アネモネ |
3/23 1:24 |
??「私の家に用事?」
鈴萌「うわぁっ!」
想像と違い後ろから掛けられた声に驚いた。
??「あ、ごめんごめん、驚かすつもりは無かったんだけど………って誰?」
鈴萌「えぇっと私は鈴萌。君は?」
三日月「私は三日月。みーちゃんって読んでね。」
三日月と名乗る少女は楽しげに話すとふと思いだして口を開いた。
三日月「そう言えばお姉ちゃんは何しに来たの?」
鈴萌「そうだったね。実は………」
私はここに至るまでの経緯を話した。
鈴萌「……それでこの家まで来たの。」
三日月「へーそうなんだぁ。でこれからどーするのぉ?」
鈴萌「そこで困ってるんだよね。」
三日月「じゃあ妖精の脇道に行ってみれば?」
鈴萌「妖精の………え?」
聞き慣れない単語に耳を疑う。
三日月「妖精の脇道だよ。妖精さん達がいーっぱい居るの。凄いんだよ!ほんとにたぁーくさんのね………」
三日月は楽しそうに話し続けている。
三日月「ね!行こ!」
鈴萌「う〜ん、行きたいけど………」
三日月「けど?」
鈴萌「私とみーちゃんじゃ危なくない?」
三日月「それなら大丈夫だよ!」
to be contineued……