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Railway of hope 第二十三話 |
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アル |
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5月23日 AM13時51分 横浜総合本部第二会議室
そこには二人の影があった。
指令官「先日の桜木町襲撃事件、随分とやらかしてくれたそうじゃないか」
立派な髭を蓄えた老人が苦笑した。
有賀「事態は鉄娘の他に空軍が援軍に来てくれたので被害を最小限に抑えることが出来ました。むしろこれはやらかしたと言うよりよくやってくれたと言うべきでは?」
灰色の少女もまた怯まない。
指「まぁ死人が0というのは奇跡としか言いようがないな」
有「まったくです…あそこまで崩壊しておきながらね」
あのあと力をとり戻した鉄娘により災害車は全て撤退した。
損害は町のみだった。
有「報告は以上です」
指「ご苦労だったな。今後ともよろしく頼むぞ」
有「次はこんな戦いは御免ですけどね。それでは」
白衣をたなびかせ少女は足早に会議室を後にした