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Railway of hope 第二十四話 |
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アル |
5/24 22:16 |
東京都某ビル
ビル内には真っ赤な血が辺り一面に飛び散っていた。一人、また一人と命が散っていく。
従業員「ああぁ………」
武蔵「白星未来はどこです?答えなさい」
純白のローブを身にまとった金髪の少女が、ビル内の従業員に問いただす。
従「知らねぇ!俺はただ…ただ誘拐を頼まれただけで…」
従業員は恐怖で歪んだ顔を純白の少女から背ける
武「まぁいいでしょう」
従「っ!」
解放されると思ったのだろう、従業員は初めて少女の顔を見る。
武蔵は微笑む
「私の薔薇に彩りを加えましょう…裏切り者の赤い血と、屈辱の涙を」
瞬間、従業員の顔が吹き飛ぶ。
顔面はもはや原型を留めていなかった。
武蔵は彼の傍らに青い薔薇を供えた。
武「どうせ殺すつもりだったのです。怨まないでくださいね」
武蔵はそう言いビルの外へと姿を消した。