凛子の誘いに御国さんは嬉しそうに
「うん!ありがと!」
と返した。凛子ナイス!と言いかけたが
冷静を装い、弁当を鞄から出し、陸の机に向かった。
いつもなら陸の机で弁当を食べていたから
この流れが癖になっていたのだろう。
しかし陸も弁当を手に持っていた。
「御国さんも一緒に食うんだろ?
俺の机じゃ狭いし、奏汰と御国さんの机
くっ付けてそこで食おう」
なるほど、そういう事か。
うん、と返事だけして机をセッティングした
その途中、横目で見た凛子と御国さんは
お互いに自己紹介をして、色々と話をしていた。
昼ご飯の最中の会話は御国さんの通ってた
学校の話や、親御さんの仕事の話
なんかをしていた。
僕は、ひとつでも彼女を知りたくて
前のめりの姿勢で話を聞いていた。