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Railway of hope 第二十八話 |
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アル |
5/25 22:22 |
武蔵に連れられて商店街の最奥に行くと、武蔵が立ち止った。
突如、空からプロペラの音が響く。
未「な、何かいるの・・・?」
すると深夜の空に二人の影が降りてきた。
一人は栗毛色、もう一人は青い髪を後ろで束ね眼鏡をかけている。
?「お迎えに参りました。白星未来さん」
栗毛色の少女が頭を下げる。
未「えと・・・どちら様?」
自分の名前を知っていることに驚いていると、栗毛の少女はこれはいけないと身を正す。
「申し遅れました、現日本海軍所属Me163・・・じゃなかった秋水といいます。以後お見知りおきを」
秋水はにこやかに微笑んだ。
?「ねぇ私もしなくちゃダメ?」
青髪の少女はめんどくさそうに髪をいじる。
秋「いや当たり前でしょ」
?「了解・・・」
「陸軍所属の火龍。よろしく」
火龍は終わったとばかりに店を物色し始める。
秋「ご、ごめんね〜・・こういう奴だから気にしないでね・・・」