Q2　Bルート(居候生活から抜け出す)
第五章〜仕事〜
第二十話
「そうだ、このままではいけない‼!」
すっと先生に頼っている訳にはいかない。先生が死なないうちに僕が何とかしないと‼
思いたった翌日、僕は先生が学校に行ってから、大好きなネットで調べてみる。
中卒、根性なし、学歴なし、こんな奴でも出来る仕事は…風俗しかなかったらどうしよう…
〈あ…〉
いつか中学校の技術でしたことのある、ハンダ付けの仕事だった。
〈これなら大丈夫かな…〉
中卒の人って大卒の給料の二分の一…
社会の厳しさを知った。
しかも、この仕事手先器用じゃないと出来ないじゃん…
手先が鍛えられるもの、鍛えられるもの…
家事があった!!
いつも以上に家事の数を増やそう。後何があったかな…
食事作り、洗濯、掃除、あ、果物の皮カットだけでも鍛えられそう。
先生に細かい作業を全て任せていたから、少し役割分担を変えようかな…