痛いのは嫌なので防御力に極振りしました。/ポイント75
一口メモ:二期への不安
以下本文
　昨今「VR」というのが注目を集めているが、この作品ではSAOと同じように、「フルダイブ」という技術が世に浸透していた。
　タイトルにある「防御力」。最近ではよく見かけるフレーズだが、この作品では「攻撃力」いわゆる「盾の勇者」的な意味も含んでいる。俗に言うタイトル詐欺だ。盾を使う人間がどのようにチームに貢献するか、みたいな葛藤は一切なく、偶然手に入れたスキルや装備、システムの抜け道を利用してスマホ太郎のように駆け上がっていく。当然、その最中で一切ダメージを受けず、相手を吸収してしまうスキルを手にしたり、偶々手にしていた歯車がビームを放つサーバー最強装備になってしまったりだとか、「なろう」っぽさを全開に出したストーリー構成になっている。
　しかしながら、この作品は、それを「不快」とは思わせない。

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