のあ
「…もう、やめる…。回り
くどく待ってんの疲れた。
…のあ、ださすぎ…。これ、
仁がくれたピアスなの。もう
いらない。」
ポイッ
のあ
「ありす*っ!!何してんだ
馬鹿っ!」
ありす*
「ピアス流れちゃうわ。」
のあ
「見つかるわけないでしょ、
もういいんだってば。」
ありす*
「本当に!?後悔しない!?」
のあ
「あのね、普通あんたみたく
6年も歌い続けたりできない
の!おかしいんだよ、ありす*
は!!」
ありす*
「そんなの、分かってるわ!
何度も色んな人に笑われたし
馬鹿にされたけどそんなの
慣れたわ!おかしくて結構
よ、文句ある!?私だって
歌い続けても無駄だと思って
何度もやめようとしたわ。
…でもやめるのは行けるとこ
まで行ってからよ。だから
私は歌うわ。どれだけ
みっともなくても馬鹿でも
おかしくても。」