sideサメの鎖骨(以下サメ)
やっと最後の授業も終わって、思い切って背伸びをする。倦怠感に身を任せて眠りたい。
しかし、そんなことをしていては予定に遅れてしまう。
スマホを胸ポケットから引き抜き、通知を漁る。
俺は今夜、同級生に誘われてオークションなるものに向かう予定だ。
その同級生というのが、超級美人にしてグラビアアイドルの白石モモ。
中学生以来の付き合いで、高校に上がるまでは悪友的な存在だったが、最近はめっきり関わらなくなった。
今回急に声をかけられ、柄にもなく緊張して了諾しちゃったけど…なーんかきな臭いって言うか…怪しい。
引き受けた以上は行くけど。
そうして机に突っ伏し、Twitterでフォロワーにクソリプを送っていると通知が来た。
白石モモ
『校門の前で待つ』
終礼が終わったあと、俺は一番に教室から駆け出した。