作品名:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか オススメポイント/75
一口メモ:サブキャラの魅力
以下本文
この作品の良い点悪い点は表裏一体だと思った。一言で言えば、「サブキャラで魅せている」ということである。
この作品、作品中の都、オラリオのなかで主人公はあまり目立っていない。第二期を終えた時点で主人公の強さは中の中くらい。強いて言えば「最近駆け上がってきた兎」程度の認識しか受けていないのである。これだけであれば近年のなろう文化が闊歩するアニメ界で今まで評価を得続けることは難しい。ならばこの評価の正体は何だ、そう考えたとき、主人公を取り巻く人間に目を向けた。