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読者参加型小説、理想絵図 第34話 |
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麗音 |
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第三十四話
「うっ…」
背中を強く打ちつける。
内臓が…すごく痛い……息が…できない。
意識がだんだんともうろうとしてきている中、先生が笑ったような気がした。
「先生…やっとそばに行けるよ…」
僕も笑い返した。
だが、先生はさっきの表情とは変わって泣き始めた。
「なんで…」
ああ、そうか。先生は僕の死を本当は望んでいなかったんだね。
親不孝だ。…ほんとの親じゃないけど。
僕はもうとりもどせない事を…許されない事をしてしまった。
それに気づいた僕は耐えられないほどの痛みと悲しさで泣きながら最期を迎えた。
デットエンド 「自殺」
まだ、回収できるエンドがあるようです。
リトライしますか?